緊急事態宣言下での弊社業務体制について

21/04/2020

新型コロナウイルスの感染拡大と、それに伴う全自治体を対象にした「緊急事態宣言」の発令で、各分野で閉塞的な社会状況が生じております。

出版業界でも、大型書店の完全休業、時短営業などが相次いで実施され、外出自粛要請によって来店者が激減し、今後書店での書籍・雑誌の売上が減少すると予想される事態になっております。

●小社の業務体制について

おかげさまで、スタッフ全員、健康でおりますが、幼少、学齢期の子どもを抱える世帯の者が多く、基本的にテレワーク体制を敷いております。

土日は完全休業しておりますが、平日は留守番電話で対応させていただいております。お名前、ご用件、お電話番号をお知らせください。後ほど担当からご連絡差し上げます。

毎朝、Web会議等で社内コミュニケーションを円滑に行っており、営業、編集の実務も進めております。

また、印刷・製本などの関連業者さん、デザイナー、ライター、校正者さんなどのご努力により、編集の作業なども鋭意進めております。

ご案内のように、小社でも著者さんの企画する出版記念セミナーなどの中止を余儀なくされ、また、閉館する図書館、書店の休業、時短と相まって、読者が本に出会う機会、購入する機会が奪われています。
皆様のご関係でも、集会・講演会・研究会などが、中止になっていると拝察しております。

担当した編集者からも重ねてお願いをいたしますが、ぜひ、SNSなどのネットを介してご著書のご案内を重ねてお願いできればと存じております。

幸い、取次店、倉庫業社のご尽力などによって物流は稼働しておりますので、小社に直接、あるいは営業中の書店、ネット書店を介してご購入いただくことができます。

また、現在、お寄せいただいている企画、あるいは増刷につきましては、鋭意作業を進めておりますのでご休心ください。

あらためて、進行状況など編集担当からご連絡を差し上げます。

コロナ禍がどのように終息するか予測がつきませんが、出版文化の一端を担う者として、全力で対応していきたいと存じております。

ご関係の方々で本の執筆の企画をご構想の際は、ぜひご相談をいただければ幸甚に存じます。

皆様におかれましては、くれぐれもご自愛くださいますよう祈念いたします。