児童生活画ルネサンス: デジタル文化に流されない
08/05/2024
デジタルの利便性が、子どもたちから経験や学ぶ機会を奪う!
幼児期からの五感を通した表現活動が、主体的に生きる人格を育む!!
大正時代の自由画教育運動から今日までの子どもの作品を多数掲載しました。そこから、表現の可能性を読みとることができます。
デジタル機器を受動的に使うのではなく、自由で闊達に生きるありのままを表現することこそが、子どもの豊かな学び、発達に繋がります。
社会全体にデジタル化が進み、AIが浸透している昨今、「生活画」を見つめ直してみませんか。
もくじ
第1章 絵が描ける動物は人間だけ
人間はなぜ絵を描くのか
体験あってこその表現
言葉と絵のコラボレーション
第2章 AIと子どもの表現
創作とPC
子どもの表現とAI
第3章 今も私たちを魅了する子どもの表現
子どもの目で見つめ、子どもの心で描いた作品
著者プロフィール
中谷隆夫
「新しい絵の会」常任委員/陶芸家
1939年東京都生まれ
東京学芸大学教育学部美術科卒
目黒区立鷹番小学校元教諭東京都立工芸高等学校デザイン科元教諭
「新しい絵の会」元事務局長、常任委員、全国委員
『美術の教室』元編集部長
全国教育研究集会・長野県教育研究集会元共同研究者
陶芸作品で個展、長野県展、陶芸財団展、グループ混林展に出品