感じ方考え方を科学する
20/12/2017
真実と虚構を生み出す心の仕組み
言葉・数学・科学で読み解く人類の争いの歴史
人類の歴史は宗教・哲学・個人的な主張などの共有できない主張にもとづいた紛争の歴史でもあった。
私たちは共有できる経験のみを無条件に共有できる。
これを具現化したものが経験を表す言葉・数学・科学であり、私たちの日常的な考え方の骨組みともなっている。
このことを今一度確認して、これにもとづいて平和な世界の実現可能性を考える。
もくじ
プロローグ 感じ方考え方を科学する―その必要性と困難さ得られた理論の概要
第1話 私たちはいかにして感じ方考え方を習得したか
第2話 感じ方考え方を理論づける
第3話 ロボットは人間になれない
第4話 言葉、理論、そして科学を考える
第5話 数学、理論、そして科学を考える
第6話 無限の謎への挑戦3章
著者プロフィール
辻 義行(つじよしゆき)
1945年生まれ。1968年京都大学工学部卒業。2009年まで製造業に携わる。著書に『算術、数学、そして理論はなぜ〈正しい〉のか』『究極の理論で世界を読み解く』(図書新聞)。
書籍情報
著者:辻 義行