実践!復興まちづくり
20/10/2017
津波で甚大な被害を被った長洞元気村復興のドキュメント
東日本大震災では、多くの仮設住宅が建設された。しかし住まいを供与するだけでは、被災者は孤立した日々を送らざるをえない。
岩手県陸前高田市長洞(ながほら)集落は、被災者がまとまって住み、助け合い、復興に向けた話し合いを重ねることができる地域づくりを進めていた。
復興まちづくり研究所は、その活動を支援し、住民と連携して行政と交渉、被災者が分散しないで住める仮設住宅団地「長洞元気村」を実現させた。
このコミュニティ依存型の地域づくりは、NHK「週刊ニュース深読み」、朝日新聞などでも紹介され、復興まちづくりの先駆者として話題となる。
もくじ
第1章 長洞元気村の誕生
第2章 復興協議と高台移転
第3章 なでしこ会と好齢ビジネス事業
第4章 「なでしこ工房&番屋」の建設
第5章 提言から復興まちづくりへ
第6章 陸前高田市へのエール(声援)長洞での取り組みを踏まえて
資料編
著者
- 濱田甚三郎(はまだじんざぶろう)
- 原 昭夫(はらあきお)
- 山谷 明(やまたにあきら)
- 鳥山千尋(とりやまちひろ)
- 大熊喜昌(おおくまよしまさ)
- 江田隆三(えだりゅうぞう)
- 平野正秀(ひらのまさひで)
- 戸羽 貢(とばみつぐ)
- 村上誠二(むらかみせいじ)
書籍情報
編:復興まちづくり研究所